3.TPM 3−6.個別改善2 テーマ別個別改善アプローチ方法1(設備故障ロス)

設備故障ロスをテーマとした個別改善取り組み方法について、簡単にご紹介します。

社団法人日本プラントメンテナンス協会では、個別改善を次の4つの段階に区分しています。

ステップ1 故障間隔のばらつきを低減する取り組み
ステップ2 設備・装置寿命の延長
ステップ3 劣化の復元(定期保全アプローチ)
ステップ4 寿命の予知(予知保全アプローチ)

以下、各ステップについて説明いたします。

1.ステップ1 故障間隔のバラツキの低減
1)劣化復元
まず着目する設備・装置の劣化復元を行います。これは自主保全活動の第1ステップ(初期清掃)と並行して行います。
劣化の種類は様々です。たとえば塗装のはがれ、傷、クラック、シール漏れ、点検孔目視不良、アンカーのゆるみ、ベルトのひび・摩耗、異音、振動、摺動部品の摩耗などなど。
これらの劣化部位の修繕、部品取り替えなどを行います。

2)強制劣化の排除
1)の劣化の復元とともに、次のような強制劣化を排除することによって、故障間隔のバラツキを減少し、結果として設備・装置寿命の延長を図る。

・設備・装置をあるべき姿(もとの姿)に戻す。
・設備・装置の定められた運転条件を守る。
・強制劣化環境の排除(温度、埃、ガス、湿度、振動 など)
・日常保守点検の標準を作成(あるいは見直し)する。


2.ステップ2 設備・装置寿命の延長
1)設備・装置の改良
1により強制劣化は大幅に減少するものの、装置本来の寿命に起因する自然劣化は進行します。このステップでは、設備・装置の仕様(寸法、材質、形状、構造など)を見直し、装置本来の欠点を改良して、寿命を延ばすことに取り組みます。

2)運転操作ミスの防止
・ポカ(うっかり)ミス
・守れるマニュアルの作成
・教育・訓練の実施、スキルアップ

3.ステップ3 定期的な劣化の復元
定期的に劣化を復元するために、定期保全体制を確立します。
そのためには、各設備・装置の寿命を正確に予測し、最適な設備・装置の検査周期を定める必要があります。具体的には、
・設備検査基準の作成と実行
・保全カレンダーの作成と実行

4.ステップ4 予知保全
定期保全では、まだまだ故障しないで稼働できる設備もメンテナンスする というロスがあります。このロスをなくすためには、設備・装置の寿命を予知する必要があります。

寿命の予知診断方法としては、目視、測定、診断機器による方法などがあります。

故障予知は、理想的な保全方法ですが、技術的難易度が高いので、焦らず確実な技術習得と経験の蓄積が必要です。

人気ブログランキングに参加しています。よろしければクリック投票を、お願いいたします。
banner2[1]人気ブログランキングへ

テーマ : 経営改革
ジャンル : ビジネス

コメントの投稿

Secre

FC2ブログランキング
FC2ブログランキングに参加しています。よろしければ、クリック投票を、お願いいたします。

FC2Blog Ranking

プロフィール

Author:iso matsushita
コンサルティング高知の松下です。
ここはコンサルティング高知HPのブログです。
ホームページ作成、ISO、TQC、TPMその他お役立ち情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。

ご連絡はisao@consulting-kochi.comまで。

カテゴリ
リンク
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード